【悟りは劇薬】価値観の再選択
最近読んだ本の中に、神様とのおしゃべり、悪魔とのおしゃべりがある。
結果から言うと、自分の中の価値観が大きく崩れて新しい価値観が作られた。
ただ、危険と思うこともあったのでここに書き残しておく。
まず、この本を読むと悟ることができる(悟ったと勘違いしているだけかも)
自分は宇宙そのものであり、宇宙は自分であると言う考え方。
他人に対してもそうなる、つまり自分は他人、他人は自分である。
これをほんとにわかった時は感動した。これがたった一つの真理だと。
悟ってから1週間くらいは何をしても幸せな感覚が続いた。
相手にどんなことをされようと、それは他人でなく自分である。全て受け入れよう。とそんな感じ。
ストレスというものが消えた。
何をされても、肯定することができストレスにならないから。
ただ、体におかしな変化がでた。
頑張れなくなった。自分の体が自分でないみたい。もう頑張らなくていい。
存在しているだけで、それは価値のあることだと体が言っているようだった。
ただ自分は頑張りたいけど、別の何かがそうさせているとしか思えなかった。
そして、その何かを肯定してこれでいいんだと思う意識がいた。
こうなるとなんのために存在しているのか分からない意識とそれでいいんだという意識が混ざっている。
さらにこの状態を俯瞰している自分がいることに気がついた。
この状態を抜け出すためには、やはりどの価値観を選ぶか自分で決めなければならない。
俺は人間らしくいたい。感情は切り離さず、喜怒哀楽全てを感じたい。
それがストレスであろうともそれが人間だ。
誰がなんて言おうと、体験すること全てを受け入れよう。
変に悟ると自殺者が出るんでないか。
今思う一番いい悟りのタイミングは死ぬ1週間前くらいだと思う。
人生の最後にこれまであったことは、全て自分が望んでいたことなんだと気づく。
そしてその全てに感謝をすることができる。
いい人生ゲームが送れたと感じれるだろう。
悟ることすら、最後に自分を肯定するで報われる究極の考え方なんだろう。
やはりこの世の真実は簡単には分からないようだ。だから面白い。全て俯瞰してみるとなんもつまらないとわかった。
常識に囚われている→悟り→価値観の再選択
悟った後でも、自分のやりたいこと、生き方を選択することができるとそれは最高だと思う。
それを選択できる世界に感謝をする。
もう一つの気づきは、感謝=愛だということ。
感情、体験すること全てを面白おかしく楽しんで今日からも生きていこう。